さぬきシェイクスピア

「さぬきシェイクスピア」とは

さぬきシェイクスピアとは?

「シェイクスピア」。誰もが一度は耳にしたことがある名前だと思います。400年前にイギリスで活躍した劇作家「シェイクスピア」の作品は、その知名度の高さやスケールの大きさから、現在にいたるまで全世界で親しまれています。

そこで私たちは、シェイクスピアの作品を通して、香川の皆さんに演劇により親しんでいただく機会を提供することを目的に、「さぬきシェイクスピア」を立ち上げました。

演劇に親しむとは?

香川では、「演劇」はかぎられた一部の人たちに親しまれているものにすぎず、多くの人にとっては「無縁なもの」になっています。けれども、演劇は本当に無縁なものなのでしょうか? 演劇は本来、音楽をきいたり演奏したり、絵を描いたり、スポーツを楽しんだりすることと同じくらい、気軽に楽しめるものです。ただ、日常生活のなかで、演劇にふれる機会がすくなく、魅力をじゅうぶんに知ることができずにいるため、身近なものと感じられずにいるのではないでしょうか。

「さぬきシェイクスピア」を通して、演劇をつくること、そして、演劇を観ることの楽しさ、面白さを実感していただきたいと思います。

今までの活動は?

今年で2年目になる「さぬきシェイクスピア」。1年目の2003年には『ロミオとジュリエット』を香川県県民ホール・アクトホールにて上演しました。一般公募により集まった参加者53名の熱演により、2日間3公演で1,500人を動員し、各マスコミにも大きく取り上げられました。

(詳しくは、本サイトの《2003年「ロミオとジュリエット」》をご覧ください。活動記録・舞台写真等、ご覧いただけます。)

今年の演目は?

今年は「オセロー」「マクベス」「リア王」と並ぶ四大悲劇の一つで、シェイクスピアの最高傑作といわれる「ハムレット」を上演します。この「ハムレット」、日本国内はもとより世界各国でもっとも映画化や舞台化されている作品であると同時に、シェイクスピア作品の中でもとりわけ上演が難しい作品とも言われています。しかし私たちはあえて「ハムレット」に取り組むことにしました。400年前、イギリスで書かれた作品に、いま香川に住む我々がどこまでシェイクスピアに挑めるのか、是非大勢の皆様に自身の目でその舞台を体感して頂きたいと思っています。

スタッフ

昨年の「ロミオとジュリエット」に引き続き、劇団山の手事情社主宰・演出家の安田雅弘氏が構成・演出を担当します。その他、劇団山の手事情社スタッフの面々が《ルパム》(山の手事情社的ダンス・衣装・音楽を担当します。

構成・演出 安田雅弘(山の手事情社主宰・演出家)

安田雅弘

1962年東京都生まれ。演出家。早稲田大学卒業。

早大演劇研究会をへて、劇団山の手事情社を結成。

《四畳半》と呼ばれるスタイルで、現代演劇を様式化する作業は高い評価を受けている。

劇団活動以外にも委嘱公演の演出やコンクール審査員など多数。

舞台芸術財団演劇人会議評議員。桐朋学園大学講師、桜美林大学講師、新潟大学講師。

香川県では、'84年、'88年、'02年高等学校演劇四国大会審査員、'01年よりシアターワークショップの講師をつとめる。

http://www.yamanote-j.org/

■安田雅弘コメント

「ハムレット」はシェイクスピアの四大悲劇の一つです。話は知らなくても「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」というせりふとともに、最も有名な作品だと思います。人間はこんなにも悩むことができます。自分とは何者か、自分の人生とは何か、母の再婚をきっかけに発生したさまざまな疑念は主人公ハムレットに取りつき、やがて周囲を大きく巻き込んで、ついには本人の死のみならず、その王国をも崩壊させてしまいます。

二年目の「さぬきシェイクスピア」はこのスケールの大きな物語を取り上げます。軽薄短小がもてはやされる現代社会にあって、あえて心地よい重さと暗さを持った舞台をお目にかけ、普段正面から向かい合うことのない私たちの人生の意味を作品とともに考えていただく機会を作ることができればと思っています。演劇にはそういう機能があります。ヨーロッパのギリシア悲劇や日本の能楽は観客にそうした時間を提供することを目的として成立してきました。「さぬきシェイクスピア」は私たちの先祖が味わってきた、演劇本来の機能をここ讃岐の地に回復させようという試みでもあります。

40名近い参加者とともに、昨年の「ロミオとジュリエット」とはまったく違うテイストの舞台を実現すべく、製作を開始しました。昨年ご覧いただいたお客様にも、「ハムレット」にご興味のあるお客様にも、演劇に可能性を感じられているお客様にも是非お運びいただきたいと思っています。ご期待ください。

演出補助・《ルパム》指導 山本芳郎(山の手事情社)

演出補助・衣裳 太田真理子(山の手事情社)

演出補助・選曲 岩淵吉能(山の手事情社)

舞台監督 玉田哲夫 本弘

音響 太田裕二(ステージドア)

照明 西山和宏(ミュウ・ライティング・オフィス)

グラフィックデザイン はた栄二 柳谷真美

制作 シアター・プロジェクト香川2004実行委員会

  • 実行委員長 谷口尚令(高松工芸高校演劇部 元顧問)
  • 副委員長 植田良子(劇団ポケティプロジェクト 代表)
  • 伊賀千賀子(企画劇団F・F 代表)
  • 金川直美(劇団暖団 主宰)
  • 板野秀彦(劇団空想力学 制作)
  • 一宮正人(劇団冒険主義)
  • 森下陽二(フリー)

連絡先 info@sanuki-s.vis.ne.jp

087-847-7783(事務局専用)

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