シェイクスピア関連のたくさんの書物のなかでも、とりわけ関連本の多い「ハムレット」。それだけ多くの人を魅了しているこの作品を、より深く知るためのオススメ本を紹介します!
(紹介した本はすべて高松市立図書館所蔵のものです)
フランソワ・ラロック著 石井美樹子監修
創元社
ウイリアム・シェイクスピアが生きた16世紀という時代。生誕地ストラットフォードでの生い立ちから劇作家としての活躍まで、当時の演劇世界を舞台に描いた一冊。カラー写真・挿絵などが豊富でわかりやすい。
小田島雄志文 里中満智子絵
汐文社
王子ハムレットは、父が急死した直後に母が父の弟と再婚したことにショックを受ける。ある夜父の亡霊が現れ、弟が王位を狙って自分を殺したと語り・・・。世界演劇史の中で最も有名な悲劇を子供向けにまとめた本。挿絵も美しい。
鳥海仟著
ポプラ社
イギリスの偉大なる作家シェイクスピア。『ハムレット』『リア王』『ロミオとジュリエット』など、世界中で上演されている作品のその魅力とは? 作品と演劇世界を彼の人間像と照らし合わせながらやさしく解説。
ウイリアム・シェイクスピア著 小田島雄志訳
白水Uブックス
日本におけるシェイクスピア翻訳の第一人者・小田島氏による戯曲テキスト。読めば読むほどハムレットの世界が目の前に広がっていくような気分。他の訳者たちのテキストと読み比べるととっても面白い。
安西徹雄編
荒竹出版
今尚世界中で年間20作品以上が上演されているシェイクスピア作品。日本で初めて上演されたのは明治18年『ヴェニスの商人』だったそう。日本独特の演出や台詞の言い回しが興味をそそる一冊。当時に返って聴いてみたい?
熊井明子 写真と文
白石書店
シェイクスピアの生誕地ストラットフォード・アポン・エイヴォンから出発して、毎日通った学校、妻アン・ハサウェイの実家、作家として大活躍した劇場などを、四季折々の美しい花とともに歩いた写真紀行文。
大井邦雄編
早稲田大学出版部
シェイクスピア作品は、いつの時代もたくさんの人々の心を動かしてきた。映画の中のハムレット、絵画の中のハムレット、心理学から見たハムレット、世界の国々におけるハムレット・・・。一冊でいろんな顔のハムレットに出会える本。
河合祥一郎著
白水社
ハムレットってどんな顔? オフィーリアは? 年齢は? 体格は? ストーリーを読んだだけじゃ分からないハムレットの秘密を原作や当時の様子、歴史、初作を演じた俳優などから考察し描いた本。意外な説にビックリ!
中野春夫著
マガジンハウス
「To be, or not to be, That is the question.」このあまりにも有名すぎる台詞の真意は?! 現代まで残るシェイクスピア作品の名言の数々を原文から抜き出し、単語の意味や発音、使い方までを楽しく解説。
関口篤訳編
思潮社
シェイクスピアは戯曲のほかに『ソネット集』という、詩集作品も残している。また、戯曲作品の中にもたびたび詩のような表現の台詞が登場するがどれもが力強く、美しく、人間の本質を捉えている。原文・解説とともに収録。